■【断 潮匡人】改造内閣は姿勢を正せ
2008.8.6
このニュースのトピックス:コラム・断
三度、小言を申し上げる。8月1日、福田康夫改造内閣の閣僚が次々に記者会見した。
昨年9月26日、第1次福田内閣の閣僚初会見で国旗に正しく敬礼した石破防衛大臣と泉国家公安委員長は内閣から去った(昨年10月6日付小欄)。
さて、第2次福田内閣はどうなったか。なんと、ほぼ全滅。登壇時、降壇時ともに敬礼したのは町村信孝官房長官ただ1人。宮中の認証式でも前回同様、天皇陛下への失礼が繰り返された。
これだけでも退場勧告に値するが、なかには、無事、初会見を終えた安堵(あんど)感で降壇時の敬礼を失念した初入閣組もいたであろう。登壇時には敬礼した伊吹文明財相、野田聖子特命相、保岡興治法相、舛添要一厚労相、中山恭子特命相、林芳正防衛相の6閣僚はイエローカードに止めたい(登壇順)。だが、残る閣僚は、もはやレッドカードだ。これでは何のために国旗国歌法を制定したのか。制定に際し、会見場に国旗を掲揚したのは何のためか。
驚き、悲しむべきことに、レッドカード閣僚名簿には福田総理も含まれる。首相が直立不動で正対した相手は国旗ではない。カメラの放列である。
レッドカード閣僚が正対し、敬礼した相手は記者団である。「よろしくお願いします」と神妙に首を垂れた。マスコミには敬礼しても、奉仕すべき国家の象徴には欠礼する。まるで本末転倒だ。
「安心」を「実現」する前に、正すべき姿勢があろう。官邸の日章旗が泣いている。(評論家)
http://sankei.jp.msn.com/column/2421/clm2421-t.htm
■首相「15日に靖国参拝せず」 参拝明言は保岡法相のみ
2008.8.5 23:12
このニュースのトピックス:官房長官会見
福田康夫首相は5日、終戦記念日の15日の靖国神社参拝について「わたしの過去の行動をみてほしい」と述べ、参拝しない考えを表明した。首相は昨年9月の自民党総裁選でも「友達(中国、韓国など)が嫌がることはしない」と、参拝しない意向を示していた。
福田改造内閣で5日の閣議後の記者会見で、15日の靖国参拝を明言したのは保岡興治法相だけ。保岡氏は森内閣の法相として平成12年も参拝した。ただ、この日の会見で「法務大臣、保岡興治として参拝する」と述べたが、会見後には「参拝は私人の立場で行う」と軌道修正した。
小渕内閣の郵政相で、10、11年の終戦記念日に参拝した野田聖子消費者行政担当相は「いろいろ考えている」と述べるにとどめた。太田誠一農水相も参拝の可能性を示唆したが、この日は結論を留保した。
町村信孝官房長官は「外相では参拝しなかった。官房長官の立場で、いろいろと配慮しながら行動することも必要だ」と述べ、参拝しない方針を示した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080805/plc0808052311015-n1.htm
日章旗に対して正しく敬礼もせず、靖国参拝もしないというこの方々は、一体どこの国の政治家なのでしょう。こうした方々は、日本国の政治家である資格はありません。今すぐ辞職して貰いたいです。
そして、こうし方々が総理や大臣をされているのですから、この国が良くなるはずもはずもありません。特に福田総理には、一日も早く総理を辞めて頂きたいです。この方が総理を続ける限り、いくら内閣を改造したところで意味はないし、お先真っ暗です。【終】
・・・・・これで終わっては夢も希望もないので、日本人として誇りが持てるよう、日本政策研究センターの研修会資料より、「日本再生の旗を掲げよう」と題されたものを引用します。
■日本再生の旗を掲げよう
―日本文明が世界を救う―
一、日本文明への期待
―世界は日本の覚醒を待つ―
1.「日本人一人一人が美しい情緒と形を身につけ品格ある国家を保つことは、日本人として生まれた真の意味であり、人類への責務と思うのです。ここ四世紀ほど世界を支配してきた欧米の教義は、ようやく破綻を見せ始めました。世界は途方に暮れています。時間はかかりますが、この世界を本格的に救えるのは日本人しかいないと私は思うのです」
(『国家の品格』 藤原正彦 新潮新書)
(『日本人の品格』 渡部昇一 ベスト新書)
3.「今、『日本がアメリカ化する』ことを言う人はたくさんいるが、『世界が日本化する』ことを言う人はいない。私は『世界はやがて日本化する』と思っており、その根拠をいくつかこれまで述べてきた。日本が世界史において達成してきた事績を思い起こせば、そうした底力が日本にあることを否定するほうが難しい」
(『アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ』 日下公人 PHP)
4.「世界史的な視野で二十世紀の百年を振り返れば、そのパワーゲームの主役は日本であったと私は思っている。戦前の日本は両大国(米英)が有色人種蔑視の正体を見せざるを得ない(原爆投下のこと)くらいに善戦敢闘したということである。不滅と思われた白人の世界支配というパラダイム(枠組み)を日本は打ち破ったという事実を紛らわすために、彼らは日本を軍国主義だ、侵略国家だとしつこく宣伝を繰り返した。『白人絶対』の時代を終わらせたのはすべて日本単独の力」
(『アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ』 日下公人 PHP)
5.「これ(日露戦争)は千年単位で世界史を見たときでさえ重要な出来事として評価され続けるはずの『文明史的大事件』だったのです。そのことが当時の世界でもいかに大きな衝撃を持って受けとめられたかは、世界各国の歴史教科書を見れば一目瞭然です。例えばインドの小学校の歴史の本でも、トルコの中学校の歴史の本でも、エジプトでもあるいはフィンランドやスウェーデンの歴史の本でもこのことは特筆されているのです。白人国家に打ち勝った『新生日本』の姿を見て、アジアやアフリカなど植民地化された多くの民族に、『自分たちも日本に倣(なら)おう』『もしかすると自分たちも白人に打ち勝てるのではないか』という希望を抱かせたわけです。くり返しますが、日露戦争はそういう『文明史的な意義』も持った戦争だったのです」
(『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』 中西輝政 PHP新書)
6.「日本は自ら敗れることによって世界に何事か『高貴なる』ものを伝え、そのこと自体を通して立派に武士道精神を生きたのだ。世界のどこに、死と愛を同時に生きる特攻のフォルム(生き方、形)を創造した国があろうか」
(『ル・武士道』 竹本忠雄 扶桑社)
7.「武士道は日本人にとっては最高の道徳規範です。しかもそれは日本人にだけではなく、世界にとってもきわめて貴重な財産であると考えているのです。・・・・・このような危機的状況を乗り切ってゆくためには何を精神的指針とすべきかを考える時、私は迷わず日本の武士道を挙げたいと思います。武士道とはそれができるほどの人類最高の指導理念であると言っても過言ではないのです」
(李登輝 『日本』 平成15年2月号)
8.「かつては西洋を含め全世界にあった人類の『原初的な文化』が、最も総合的な形で示しているのが日本の文化ではなかろうか。神話と歴史を切り離した西洋が人間の自我を優先させ、精神の荒廃をもたらしたことに対比して、神話を歴史へ滑らかにつなげた記紀神話の編纂者の『鮮やかな組み立て方』の中に、日本の文化の精神的特質が現代にまで脈々と受け継がれていると思われる」
「われわれ西洋人にとって、神話と歴史との間は深い淵で隔てられています。それに対しもっとも心を打つ日本の魅力の一つは、神話も歴史もごく身近なものだという感じがすることなのです。・・・・・伝統の時代と現代の感受性との間に生きた連続性が保たれているのだとわかります。・・・・・今日では日本文化は東洋に対しては健全な社会のあり方のモデルを示しています。西洋に対しては精神的衛生のモデルを提示します。今度は西洋の国々が日本を学ぶ番なのです」
(クロード・レヴィ=ストロース 『中央公論』 昭和63年5月号)
9.「日本だけが伝統的過去と断絶せずにつながっている。その象徴こそ建国以来連綿として続いてきた皇室の存在」
「神道なくして日本はない。神道は来るべき世紀に枢要(すうよう)欠くべからざる役割を演ずるに至るであろう。なぜならその時ついに人間は自然との合一なくしては生きられないと悟るであろうから」
(『日本待望論』 オリヴィエ・ジェルマントマ 産経新聞社)
10.「英雄的に本はいまにかならずや(不可避的に)現れてくることになろう。一個の国なるものはその魂の上に横たわっているのだから。・・・・・一個の国民はみずからの最も深い魂がはたしてこれでいいのかとなったときには、いやおうなくこの魂の上に自己を再発見することを迫られていくものだと私は信じている。しかるに現代の日本が置かれた条件が、繰りかえしていうが、根本から非道なものであるというのに、どうしてこの日本がこのままでいいというはずかあるか、いやとうていそんなはずはありえないと私は思うのだ!」
(『アンドレ・マルロー 日本への証言』 竹本忠雄 美術公論社)
11.「私が決して滅ぼされることのないようにと願う一つの民族がある。それは日本民族だ。あれほど太古からの文明をもっている民族を私は他に知らない。近代日本の驚くべき発展も私には少しも不思議ではない。彼らは貧乏だが、しかし彼らは高貴だ」
(ポール・クローデル)
※引用著書
国家の品格 (新潮新書) (2005/11) 藤原 正彦 商品詳細を見る |
アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える (2006/11) 日下 公人 商品詳細を見る |
日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書) (2006/10) 中西 輝政 商品詳細を見る |
ル・武士道 (2004/05/29) 竹本 忠雄 商品詳細を見る |
日本待望論―愛するゆえに憂えるフランス人からの手紙 (1998/11) オリヴィエ・ジェルマントマ吉田 好克 商品詳細を見る |
アンドレ・マルロー日本への証言 (1978年) (1978/10) 竹本 忠雄 商品詳細を見る |
私たち日本人はともすると自国を過小評価しがちですが、日本が持っている国力、歴史的力というのは凄いものがあり、世界は日本の覚醒を待っているのです。政治の方は酷い状態ですが、国民が良識を持って投票し、日本国の政治家に相応しくない人を落選させれば、きっと政治家の質も上がると思います。
そして日本は必ず覚醒し、凛とした独立国になります。希望を持って進んでいきましょう!
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何事も波風立てず丸く納め、そのことで国益を損ねようが国民に多大な迷惑をかけようが知らん顔をしている福田首相には、一日も早く首相を辞めて頂きたいですよね。
さすがtonoさん、良い事を言われますね!私も仰る通りだと思います。
>日々日常の大さん
早速新しいブログをリンクリストに追加しておきますね。気持ち新たに頑張って下さい。
以前のブログが操作不能まま放置しておりましたが新たにブログを立ち上げました。
宜しくお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/dai3821?
四面海の国土と天皇の御座しまして、「日本」と言う国。
国在りて民在り
民在りて社会在り
社会在りて政府在り
議員や政府にこのような国家感が無い事が諸悪の根源ではないかとも思いまする。
本当にあっちゃんの言われる通りです。『中央で政治するなら日本国の為に命を懸けよ! 出来ぬなら生命を絶て!!』との言葉を、国旗に対する敬礼もしない、靖国参拝もしないと言ってるふざけた国会議員に聞かせたいです。
そんなに日本が嫌いで蔑ろにしたいのなら日本から出て行って好きにすればいい。
欧米型の教育の間違いは日本の子供たちを見ても明らかですね。
今までの日本の教育は家族ありきの自分……しかし今は何もかもか個人重視の考え方で、家族の意義が稀薄になってしまっています。
昔は父親は『絶対的存在』で、父親を大黒柱として家族が存在していたのに、今は家屋からして大黒柱の存在も怪しい、堕落した欧米かぶれの日本になってしまってます。
日本人が誇りを取り戻し、本来の日本として建て直すには武士道は不可欠ですね。
武士道を学んだら、国家に対する不敬は勿論、他人に対する不敬すら無くなるでしょう。
今は人との結びつきが稀薄で、ともすると簡単に殺害してしまう恐ろしい暗黒の時代です。
そろそろ、皆が真剣に考える時代の到来じゃないでしょうか。
特に今、議員として大きな顔をしているバカ共には『中央で政治するなら日本国の為に命を懸けよ! 出来ぬなら生命を絶て!!』と言いたいですね。(至極 当たり前の事ですが)
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