『散る桜、残る桜も散る桜』 父祖の思いを受け継ぎ、次の世代へと伝えたい
今回は日本会議発行の「日本の息吹」4月号より、水島総氏(日本文化チャンネル桜社長)の書かれた論文を引用します。


■映画「南京の真実の使命」

水島総 (株)日本文化チャンネル桜社長に聞く

■七人の方々に託したもの

- 映画『南京の真実』第一部が完成し、各地で上映会が開催されています。ずばり第一部のテーマは?
水島 心理葛藤を描く西洋の近代劇に対して、能の夢幻能の演劇形式を使って、七人の方々の死刑直前の二十四時間を忠実に描きました。そこに戦後の日本の原点があると思ったからです。
 
 第一部には「滅び行く日本と共に」というモチーフがあります。七人の殉難者の方々は、明治天皇が崩御された時に乃木大将が殉死されたのと同じような気持ちを抱いていたのではないか。日本が日本で無くなっていく時に、自分たちは運命を共にしていくと。映画の最後に処刑の後に「日本が消えた」とのセリフがありますが、戦後の日本国民は七名に、それまでの日本の全てを背負ってもらって、知らん顔をしてきたのではないでしょうか。副題に「死刑囚」としたのは、犯罪者扱いされて処刑された七人の殉難者とは実は私達自身であると思うからです。反日プロパガンダに象徴されるように、日本人全体が未だそういう扱いを受けているということをまず知らなければならないと思います。

私は先帝陛下が「本来の日本に戻るまで三百年かかる」と仰ったお言葉が思われるのです。戦後六十年、そういう重いものを私たちは引き受けていかねばならない。

映画の中の能で繰り返し謡っている和泉式部の歌があります。
 くらきよりくらき道にぞ入りぬべき遥かに照らせ山の端の月

 私たち世代は多分、夜明けは見られないと思います。だからこそ長い夜の間に、次の世代の為に種まきをし、植林をしていかないといけない。映画を作るのも、そういう意味だと思っています。

 第一部は、ある程度知識が無いと理解するのは難しい映画ではあると思っています。やはり、七名の殉難者の思いを分かって貰うには、このレベルまで来て貰わなければ駄目だという思いがありました。ですから史実については相当細かく再現しました。これまでに作られた東京裁判に関するどの映画にも負けないと思います。なかでも処刑場のセットは実物と一寸たりとも違わないように作ってもらいました。首に縄を掛けられて処刑台から落とされる場面も絵でごまかさず、そのまま落ちるところを全部見せることにこだわりました。七名の皆さんが、残酷に処刑されたという事実を残したかった。これまで、あの処刑場を全部再現したことはないでしょう。セットだけでなく台詞も含めて、最後の二十四時間の中身をかなり忠実に再現できたと実感しています。ドラマ的に言えば、飛ばした方が良いかなというシーンも確かにありました。しかし敢えてそれも全部入れました。一人ひとりの表情を全て残しておきたかったからです。


■妨害を乗り越えて

- 撮影には様々な障害があったそうですね

水島 TBSの緑山スタジオオープンスペースをしようしましたが、収容所のセットを立て始めると二日目にTBSから「撤去料を払うから止めてくれないか」と言ってきたり、撮影に入ると、「役者控え室に『南京の真実』と書かないでくれ。『水島組の○○様』と書いて欲しい」と言ってきたりしました。「中国の方やNHKの方もいらっしゃるので」というわけです。映画の撮影の最後に流すタイトル掲載も「遠慮させてください」と言ってきました。

 また、役者やスタッフを集めるのに大変苦労しました。「A級戦犯はやりたくない」「天皇陛下万歳と言えない」と言って断る人がたくさんいました。日本人として情けない話です。

 この第一部は、最初、第二部として製作・上映を考えていたもので、当初考えていた第一部はアメリカで撮影する予定でした。ところがアメリカで、中国人や韓国人から妨害が入ったのです。シナリオは完成していましたが、「”右翼監督”の水島の映画に参加することはホロコーストに参加するということだ」という、メール、電話、FAXをばらまかれて、つき合う予定だったプロダクションも突然断ってきました。一時は本当に映画ができるのかなとも思いました。

 何で一般ロードショーにならないのかという方もおられますが、誰も引き受けてくれません。我々が置かれている立場は、圧倒的に少数派で自由がないことをご理解いただきたい。


■草莽の熱き思いをいただきて

- 映画の自主上映運動も広がっています。その反響は

水島 今回の映画で「南京大虐殺」の真偽を問うようなプロパガンダ的内容を期待されていた方々にとっては拍子抜けのような感じがあったかもしれません。その内容は第二部でやるつもりです。

 第一部では、滅ぼされていった日本人のたたずまいというものを、生死を見つめた男達の死をえがくことによって積極的な反論映画を作りたいと思ったわけです。プロパガンダでは、政治より芸術が下に置かれているということになるわけですので、それは私は良いと思いません。映画作品としてちゃんと見られるようなものを作りたいと思って作りました。そのことは長いスパンで見た時に分かって頂けると思います。

 國神社の南部宮司さまはじめ皆様にご覧頂いて、遊就館で上映を決めて頂いたことは何より嬉しいことでした。やはり私自身が、英霊の汚名を濯ぎたいという思いでやってきましたから。

 御支援は二億五千万円以上も戴きました。大会社の協賛は一つもありません。「南京」や「東京裁判」に対する汚名を濯ぎたいという草莽の方々ばかりです。その約六千人の思いを本当に力強く感じました。年金生活者の方で、毎月二千円ずつ送って下さる方もおられます。一銭も無駄遣いをすまいと思っています。本当にありがたいことで、今でも第二部、第三部の為に支援して下さっています。

 「南京の真実」を通じて、映画の上映運動の価値を改めて私は感じました。先日は、東京文京区のシビックホールや横浜市の青葉公会堂で上映しましたが、あの左翼勢力が強い青葉区の公会堂に観客が四百名近く集まりました。何より驚いたのがボランティアが四十名も来られたことです。我々に上映費を払ったうえで無償のボランティアをして下さっているわけです。私は、この上映運動でお金が回収できるとは思っていません。それでもたくさんの方々に見てもらいたいと思います。映画上映に合わせて私も各地を講演で廻っておりますが、その時に「恒常的な活動を皆でやりましょう。これは保守の文化運動になりますよ」と話をしています。草莽の人達の芽が出始めています。その意味でも映画を作って良かったと思います。

 渡部昇一先生は、「零と一は違う」といわれました。世界では三百億円以上という、我々の何百倍の予算を費やして、中国を中心に十ヶ国で「南京大虐殺」の映画を作っています。これでもし我々が作らなかったら、日本人が「南京大虐殺」を認めたことになる。そういう危機感を抱いて映画を作ったわけですが、多くの草莽の方々がその思いを分かって下さった。日本国内で大勢の人が立ち上がり、映画が作られた事実は必ず後世に残り、子供たちの為になると思います。私は大東亜戦争を見直す映画作りをこれからもやりたいと思っています。沖縄「集団自決」の映画もいずれ作りたいと思っています。沖縄戦は、軍民一体となって戦った聖地であるのに、左翼によってあのような状態にされてしまっています。映画は大変効果があります。映画やテレビはこれまで保守が得意ではなかった分野ですが、この形式で一つ一つ闘いを展開していくことができたらと思います。

- 第二部、第三部はどのような映画ですか

水島 第二部はドキュメンタリーです。ファーストシーンは決まっています。「南京虐殺」を見たとか、「やった」と証言しているおじいさんに直撃インタビューするところから始まります。それから実証的な検証作業をされて来た東中野修道・阿羅健一両氏に映像の嘘や、虐殺派の主張の嘘などを暴いてもらいたいと思います。皆さんが期待しているような、これぞ「南京虐殺」反対映画だというようなドキュメンタリー映画を作るつもりです。

 第三部は、アイリス・チャンの自殺を疑うところから始まる映画です。これもシナリオは完成しております。ファーストシーンは、女が夜明けの暗い中を車で走っている。そしてある場所で車を止めて銃を取り出し、口にくわえて引き金を引こうとする。それがアイリス・チャンのように見えるんだけれども実は……という映画で、これを撮影するために現地を取材し、キャスティングも進めていましたが、妨害があって第三部にしました。

 映画というものは零からの出発で、何もないところから企画し、シナリオを書いて、役者とスタッフとお金を集めて、フィルムにします。希望を持っていなければ前に進むことができません。今回の映画作りを通して私は草莽の皆さんと共に必ず実現することの信念をもってこれからも邁進したいと思います。製作資金を含めてご支援ご協力のほど何卒お願いいたします。(三月十二日インタビュー)



●映画上映情報

詳細は、映画「南京の真実」製作委員会のスタッフブログ
または電話03-5464-1937まで

4月1~30日 東京・國神社遊就館
4月19日(土) 山口・宇部市 浄土宗松月院
4月20日(日) 福岡・福岡市 ガスホール
4月26日(土) 石川・金沢市 石川県地陽産業振興センター
4月27日(日) 岡山・岡山市 国際交流センター
4月28日(月) 熊本・熊本市
5月 1日(木) 千葉・柏市
5月 3日(土) 愛知・名古屋市 名古屋芸術創造ホール
5月 4日(日) 東京・文京シビックホール
5月11日(日) 栃木・宇都宮市 県護国神社
5月17日(土) 石川・金沢二一世紀美術館
5月31日(土) 奈良・なら百年会館大ホール
6月14日(土) 静岡・静岡市 市民文化会館
6月21日(土) 広島・広島市 県西区区民文化センター
6月22日(日) 神奈川・相模原市
6月28日(土) 静岡・浜松市 天竜壬生ホール
7月5・6日(土・日) 東京・足立区芸術センターブルースタジオ
7月19日(土) 長野・松本市中央公民館ホール
7月20日(日) 宮城・仙台市 旭ヶ丘青年文化センター
8月1~31日 東京・國神社遊就館



※管理人近況
昨日、外泊許可を貰って一時帰宅しました。また明日からは入院です。検査の結果が良ければ、19~20日あたりには退院できると思います。もうしばらくコメントへのお返事等できませんが、お許し下さい。


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月     午後8時~午後9時30分 午後11時~午前0時
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コメント
この記事へのコメント
見てきました。
 4月20日、福岡で見る予定でしたが。
 それを考慮して、出張で上京しておりましたが、私には幸運にも、18日の金曜日の午後のアポにぽっかり穴が空きました。
 これは、遊就館で見よ!という英霊のお告げ?
 時系列のドキュメンタリーで7人分なので似たような場面が続きますから、監督が言われるように、ある程度の知識が無いと、多分退屈になってしまいます。
 逆に、多少の知識があれば引き込まれるのでは無いでしょうか。
 辞世の句等が文字でも表示されますが、一生懸命その意味を考えてしまいました。
 不覚にも「天皇陛下万歳」の場面では涙腺が解放されてしまいました。
 残り2部、早くみたい物です。
 
2008/04/23(水) 13:54 | URL | tono #vFsRzAws[ 編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/04/21(月) 21:24 | | #[ 編集]
役者であることと自我
>役者やスタッフを集めるのに大変苦労しました。「A級戦犯はやりたくない」「天皇陛下万歳と言えない」と言って断る人がたくさんいました。

10年前ならまだしも、その後製作されたプロパガンダ映画やドラマを見ていていつも疑問に思うことがありました。
歴史歪曲甚だしい反日映画に出演する役者たちが役に没頭する姿に、はてさてこれは役者ゆえのわりきりで演じているものなのか、それともご本人の歴史認識がために演じられるものなのかと。
しかし役者も自我には背けないようですね。認識ゆえのなせる業のようで・・よけいに情けなくなりました。ひるがえってこの「南京の真実」に出演された役者面々は、役者冥利に尽きるというか、日本人としても役者としてもこれほど嬉しい仕事はなかったろうと思います。この作品は未来永劫保存され、時代を超えて多くの子孫たちに愛されることでしょう。水島監督は本当に凄いことをやってくれました。第三部までさらに応援を続けなければと思いました。
そして何より嬉しいことは、この作品が監督としての制作意欲に火をつけたと申しましょうか、今後が実に楽しみとなりました。私は水島監督にこそ映画を作り続けてほしいと願っておりました。そして日本人ばかりではなく世界中のたくさんの人々に見てもらいたく思います。

ご入院中とのこと、順調にご快復されますことお祈り申し上げます。ご無理なさいませんよう・・。
2008/04/16(水) 04:17 | URL | 娑婆妥場 #3.a9MHK6[ 編集]
水島監督にエールを
日本に1億人以上の人々がいて、真の日本人はなんと少ないことでしょう。
しかし、権力、地位、お金がなくても本当に日本の国を思い日本国民のことを思う志士が奮い立って力の限りを尽くされています。零と一とは違う。その一を作り出す水島監督と志を一にする皆さんに、できる限りの協力をしていきたいと思います。

入院中の外泊で更新なさるとはご無理されてませんか?どうぞお大事に。お早いご退院を祈っています。
2008/04/13(日) 15:37 | URL | さくらこ #-[ 編集]
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