『散る桜、残る桜も散る桜』 父祖の思いを受け継ぎ、次の世代へと伝えたい
今回は月刊誌『致知』7月号より、渡部昇一氏(上智大学名誉教授)と中西輝政氏(京都大学教授)の対談記事を引用します。

◎この国のいまある機をどう活かすか(前編)
対談――渡部昇一&中西輝政

集団的自衛権の行使や憲法改正などの議論が高まりつつある現在の日本。
その一方で海外に目を転じれば従軍慰安婦の人権擁護に対する決議や南京大虐殺を題材とした映画の製作など、日本に鋭い刃を向けた動きもあり、「なぜこの時期に」という思いは否めない。
歴史を透徹した眼で見つめる渡部、中西両氏に、その背後にある抗日団体の動きなどを交えながら今後の国際情勢、またその中にあって日本はどう進むべきかを語り合っていただいた。


■中国の情報宣戦布告にどう対応するか

中西 日本が今後進むべき道を考えた時、最初に踏まえておかねばならないのは対中国問題でしょう。

渡部 同感ですね。このところ日本は中国から情報宣戦布告を仕掛けられている気がしてなりません。アメリカ議会で、いわゆる”従軍”慰安婦問題が取り上げられたり、南京事件の映画をつくる動きがあるのもその一例です。

いままでの経緯からすると、慰安婦問題は主として韓国の問題であるはずです。ところが、カリフォルニア州選出のマイク・ホンダという下院議員が「慰安婦の人権擁護」と題する決議案をアメリカ下院に出してきた。その名が示すように彼は日系三世なのですが、そのバックには中国系の反日団体がいて、中国問題としてこれを論じているわけです。

さらに、その反日団体が中心になって南京陥落七十周年に合わせた映画を何本も、しかもアメリカやカナダで北京オリンピックの前に作ろうとしている。それを考えると、私たちは中国の悪質な情報作戦に対して本格的な対応策をとらなくてはならない時期に来ていることは間違いありません。

中西 まさに焦眉(しょうび)の急といってよいでしょうね。

渡部 幸いに、慰安婦問題にしろ南京問題にしろ、本当にその事実があったかどうかを確かめれば百パーセント日本が勝てるんです。しかし、これまで外務省や政治家たちがその場を切り抜けるために謝罪に次ぐ謝罪を繰り返したことがカサブタみたいに積み重なって、問題をより大きくしてしまっている。
中西 その反日団体は、アメリカ在住の中国人団体が主体となった「抗日戦争史実維護連合会」(抗日連合会)という長ったらしい名前の組織で、実態は北京政府の息のかかった対米工作団体です。マイク・ホンダの背景にあって莫大(ばくだい)な政治資金を提供したり、決議文を考えたりした黒幕も実はこの「抗日連合会」なんです。

抗日連合会が発足したのは一九九四年です。そしてその二年前に北京政府が何をしたかというと、ソ連崩壊後の対日戦略を大幅に見直しているんですね。冷戦における西側の勝利により窮地に立たされた中国が、生き残り、アジアの覇権を目指すなら、まず日米同盟を解消される方向に持っていかねばならない。さらには日本を絶対に政治大国にさせない、という対外戦略の根本方針をこの時打ち立てたわけです。

渡部 当時の日本はいまよりも経済力がありましたからね。

中西 ええ。具体的に掲げた目標は、
・「絶対に憲法九条の改正はさせない」
・「国連常任理事国には絶対させない」

この二つでした。そしてこの目標実現のために、とにかく日本に大しては繰り返して歴史問題で叩き続ける、という戦略を確立したのが九二年から九三年にかけてです。

その結果、九三年の八月、中国政府は日本の外務省に対して「過去の歴史で正式な謝罪と完全な賠償をしない限り、日本の常任理事国入りを絶対に認めない」と申し入れをしています。

では、どうやって歴史叩きをするか。一つには日本国内で、いわゆる「謝罪派」と呼ばれる人間を左翼以外の人間にまで広げる。もう一つは在米華僑(かきょう)団体を中心に対日歴史攻撃のための一大組織をつくり、アメリカ人に日本はナチス以上の「歴史の悪役」だという宣伝を広めることでした。九四年にできた「抗日連合会」はまさにそのための組織なんです。

いま時、南京事件を「事実」と信じている人がいることは残念ですが、いま在米の抗日団体は、この宣伝の論拠となった中国系アメリカ人活動家アイリス・チャンの『ザ・レイプ・オブ・南京』をもとに七十周年の映画をつくろうとしています。著者のアイリス・チャン自身「抗日連合会」の会員で、この本は嘘のオンパレードのような代物です。それゆえ、いまとなってはかえって南京大虐殺が虚妄であることを証明する書物なのですが、仮に虚妄でもそれが映画化され、世界中で上映されることになればどうなるか。

渡部 残念ながら日本の外務省や政治家、マスコミのほとんどはそのことに関心を示そうとしませんね。

中西 まったくです。「抗日連合会」はいまや日米関係を揺り動かしかねない重要なファクターとなっているにもかかわらず、日本政府は呆(あき)れるくらい能天気で、このことを調べようともしない。それどころか外務省北米局、アジア局の係官ですらその名前も知りません。だが、その動きをこのまま放置しておけば、日本をいずれ窮地に追い込んでしまうのは間違いないでしょう。

■日本人の歴史認識はなぜ崩れたか

渡部 それに関連して申し上げると、真珠湾攻撃五十周年の時、私はハワイに招かれて日系人相手に講演したことがありました。ちょうどその頃、江沢民(こうたくみん)がアメリカのあちこちで講演していて、そこで「アメリカと中国は、残虐な日本と一緒に戦った」としきりに友好関係を強調していたんです。

実際には朝鮮戦争で中国共産党は百万人ともいわれる大軍を朝鮮半島に送り込んでアメリカと戦っているし、ベトナム戦争ではソ連とともに北ベトナムを支援している。ずっと敵対していたにもかかわらず、それらをすっとばしてアメリカと中国は同盟国であると吹聴(ふいちょう)するとは、盗人猛々しいと言わざるを得ません。

中西さんがおっしゃったように、ソ連が崩壊すると中国は世界戦略を基本から考え直している。私は共産主義というのは、とんでもない悪魔の思想だと思うんだけれども、ただ一つだけ見習うべきは、彼らは常に長期的世界戦略を立てるのが得意なんです。そのDNAが北京共産党にもあるんですね。

ところが、日本はそのDNAに無関心もいいところで、ソ連崩壊という二十世紀後半の最大の事件の時に、社会党党首の村山富市さんが首相に、コリア系の出自を隠していた土井たか子さんが衆議院議長に就任するという、とんでもないことをやっている。

中西 いつから日本は、これほどおかしくなったか。決定的な出来事として、昭和五十七(一九八二)年の第一次教科書問題が挙げられます。教科書検定で中国への「侵略」を「進出」と書き換えさせたと朝日新聞が書きたてたものです。結果的に、「侵略」を「進出」と書き換えさせた事実はどこにもなく、朝日新聞の完全な誤報であることが証明されたのに、あろうことか、当時の鈴木内閣の官房長官だった宮澤喜一氏が「今後、日本の歴史教科書は近隣諸国の国民感情に配慮する」という、いわゆる「近隣諸国条項」を出すんですね。

日本人の歴史認識がガラガラと崩れ、完全におかしくなったのはこの頃からです。


渡部 それまで教科書検定といったら左翼の思想を抑えるのが普通でした。だけどそれ以来、左翼の学者や官僚たちが日本政府の立場を抑えるようになりましたからね。

中西 ここが一つの分水嶺(ぶんすいれい)だったのでしょうね。戦前をよく知る日本のリーダー層は戦後もある程度、正しい歴史認識を持っていましたが、このあたりから政界・経済界のリーダー層も決定的におかしくなっていった。

そして八0年代の後半になると、世論調査で総理の「靖国参拝支持」という人は一時、二十パーセントくらいに急落してしまう。中国共産党の対日歴史攻撃はその辺から始まって、ソ連が崩壊したら一気に「日米関係を分断する」という大戦略が動き出し、歴史攻撃がこれに結びついたのだと思います。

渡部 恐ろしいのは、国賊ともいうべき宮澤さんが首相になったことです。この人が首相になって何をやったか。ここは非常に重要なところです。

当時、中国は天安門事件で世界から孤立して経済事情も滅茶苦茶(めちゃくちゃ)だった。その包囲網から逃れるために、中国は「天皇陛下に来ていただきたい。そうしてくれさえすれば、過去のことは一切問いません」と日本政府に申し入れ、まんまとそれに乗ったのが宮澤さんと官房長官・加藤紘一さんです。


中西 そうでしたね。

渡部 最近私が気になるのは、江沢民や温家宝の日本に対する傲慢(ごうまん)な姿勢です。蒋介石(しょうかいせき)毛沢東(もうたくとう)周恩来(しゅうおんらい)も、日本に敵意はあったかもしれませんが、敬意を失ったことはないんですね。ところが江沢民からは急に敬意を失ってしまう。なぜかというと、東アジアの歴史から考えて中国の皇帝に周辺の元首が会いに行くという行為は、”朝貢”なんです。朝貢を知らない世代のためにあえてガラの悪い表現を用いて説明すれば、猿がマウンティングされたのと同じです。もう何をやってもいい。

中西 あの時、北京は丁重な口調で「天皇陛下、中国に来てください」と言いながら、陰では先に見た「対日大戦略」に動き出しており、とんでもないことを考えていたのです。この「二重性」が中国外交の本質なのですが、そういう中国の実態をよく知ったら、日本人にも、あの戦争の真実が少しは見えてきて歴史認識は一歩深まるのではと思います。

■日本国憲法草案は日本人によってつくられたのか

中西 五月三日は憲法記念日で、「日本国憲法制定六十周年記念」などといって護憲派が各地で大規模なデモを行っています。私が住む京都でも「憲法九条を守る会」と称する団体が、宗教者などを糾合して八千人のデモ隊を編成して都大路を練り歩きました。こういう「季節はずれの亡霊」みたいな現象が京都で起こっていて、やがて東京でも同じようなことが起きるはずですよ。

渡部 間違いないでしょうね。

中西 この護憲派の人たちが、いま日本国憲法をテーマとした映画を製作しています。そこで何を描いているかというと、「日本国憲法はGHQから押しつけられたものではなく、草案は日本人の手でつくられた」ということです。それを象徴する人物として鈴木安蔵(やすぞう)という憲法学者を取り上げ、彼が中心となって一九四五年の暮れに「憲法研究会」なるものを組織して民間憲法草案をつくった、とこういう内容なんです。

渡部 鈴木安蔵といえば、戦前は左翼で、治安維持法で何度も捕まえられた人間ですね。

中西 一九四五年九月、マッカーサーの後を追ってハーバート・ノーマンというコミンテルン(1919年にモスクワで設立された共産主義の国際組織)の息がかかったカナダの外交官が日本にやってきました。彼は完全なマルキスト(マルクス主義の信奉者)で、オーエン・ラティモアなどアメリカの左翼の画策でGHQに潜り込み、占領政策の左傾向に携わるわけですが、この男が日本に来てまず最初にやったのは、東京の焼け跡を走り回り、戦前からマルキスト憲法学者として知られていた鈴木安蔵を探し出すことでした。そして鈴木に吹き込んで、「日本の民間人による憲法研究会で憲法の草案をつくれ」と命じるんです。そしてその草案を、日本人が自発的につくった「民主憲法」だというふれこみで、GHQに送らせた。このことはすべて記録に残っています。

ノーマンという「スパイ」を通してコミンテルンも関わった、という意味では、確かに日本国憲法はアメリカだけがつくったのではない、という主張は正しいんです(笑)。つまり鈴木安蔵は単なるモスクワの操り人形であって、憲法研究会の他のメンバーである高野岩三郎や森戸辰男も大正末にベルリンのドイツ共産党日本人部でコミンテルンの秘密宣伝部と関わった人たちなんですね。

渡部 憲法制定にはマッカーサーも口出ししていますし、日本人の主権はどこにもありませんでした。だから制定に当たって国民の意見が問われることもなかった。A級戦犯の処刑にしても、憲法によらずしてなされたわけですからね。それのみならず当時の日本は報道まで封じられていましたから、批判なんかできっこないんです。GHQに使われていた人以外の日本人が憲法制定に関わったとしたら翻訳くらいでしょう。天皇陛下の名前で公布されたけれども、日本人の主権がなかったことは明らかです。

中西 ところが、この四月末NHKが、この「九条を守る会」の宣伝と符節を合わせて「憲法制定には日本人も関わったのだ」という内容の特集を繰り返し放送していて、私はこれを見て開いた口が塞(ふさ)がりませんでした。その中でNHKは、憲法研究会のことはもちろん、ベアテ・シロタ・ゴードンという当時二十二歳でGHQ民政局の憲法草案制定会議にまで入った女性をインタビューまでして大きく取り上げていたんです。

彼女の父親は戦前から日本に住んでいたレオ・シロタという白系ロシア人の有名なピアニストであると同時に、コミンテルンの対日諜報員(ちょうほういん)との疑いがあり日本当局から監視されていたのです。その娘がアメリカの大学を出たばかりで、なぜかGHQの最重要部門に入ってきて、憲法草案づくりにまで関わっているのです。彼女はそのNHKの番組の中で、流暢(りゅうちょう)な日本語で「私は女性の地位を向上させるために頑張りました」みたいなことを言っていました。ところが彼女は女性の権利についての条項だけでなく、天皇条項からすべてに関わっているんですね。

これ以外にも、現憲法の生い立ちにはものすごく大きな闇がある。そもそも日本国憲法は、その草案作成の最初からモスクワの陰があるわけで、正しくは「マッカーサー=コミンテルン憲法」と呼ぶべきだと思います。この事実を抜きに、護憲派はいままた「日本国憲法はアメリカ製ではなく、日本人が関わって作成した」というとんでもない嘘を広げようとしているわけです。

渡部 NHKの大変悪質な宣伝としか言えません。

中西 悪質ですね。これはおそらく日本国内に源があるのではなく、外国から手が入っている動きだと見るべきだと私は思います。

渡部 中西さんがいまおっしゃるように護憲派の動きが活発化しているわけですが、一方改憲派の動きはいま一つではありませんか。

中西  そのとおりです。これはいくつかの見方ができると思いますが、先日も新聞の世論調査で国民の過半数が憲法改正に賛成という結果が出ていますから、決して改憲論が後退しているわけではありません。一時的に「気が緩んでいる」ということだと思いますが、油断は禁物です。

渡部  安倍さんは支持率は低くとも憲法改正に自信を持っているみたいですね。お祖父(じい)さんの岸信介さんが首相当時、周囲が大騒ぎする中で安保条約を改定した実績も精神的な支えになっているようです。

■インテリジェンスの中核がない日本

中西 それに関連して、私が気になることをもう一つ申し上げると、四月の安倍さんの訪米と同時期に、自民党の加藤紘一、山崎拓といった人たちが中国を訪問していることです。そして中朝国境まで出向いて「北朝鮮問題は日本が国交正常化しさえすれば拉致も核問題も片づくんだ。改革解放を求める北朝鮮になる」というようなことを同行した新聞記者に話しているんです。

これは一線を越えた政治活動だと思いますけれども、国内では全体としてよい流れが生まれているのに、それに水を差そうとする魑魅魍魎(ちみもうりょう)みたいなものが跋扈(ばっこ)していると感じずにはいられません。

渡部 社民党なら納得できますがね。宮澤、加藤、山崎といった人たちは自民党にいること自体がおかしいんです。

中西 加藤さん、山崎さんと北京で会っていた相手の中には対日工作の関係者もいたとのことです。加藤さん、山崎さんが政治活動をするのはもちろん自由なのだけれども、そういう背景のある人と会う以上、そのことをリサーチしているはずの自民党本部や政府の公安関係のスタッフが警告してアドバイスしてあげることも必要です。

渡部 要するに日本にはインテリジェンス(国際諜報活動)の中核がないんですね。これは中西さんがご専門ですが、独裁国が有利なのは、それが簡単にできることなんです。

中西 さっきの「抗日連合会」にしても、これを動かしているのは社会科学院という中国政府直属のシンクタンクです。シンクタンクというと研究だけをやってるように思いますが、その活動の中心は諜報活動なんです。日本政府が昨年暮れから日中歴史共同研究をやっていますけれど、その相手方が社会科学院なんです。つまり工作機関を相手に「歴史対話」をやっているわけで、それを思うと、あまりの能天気ぶりには驚くしかありません。結局これもインテリジェンスを国家として責任を持って考える中核が政府の中にないために、そうなるわけです。

渡部 それは日本人の国家観とも無関係ではありませんね。

中西 そうです。そもそもどこの国でも、近代国家というのは二つの政府から成り立っているんです。つまり「表の政府」と「裏の政府」です。ところが日本にはこの思想がありません。例えば、これは内閣情報調査室長を務められた大森義雄さんがよくおっしゃるんですが、警察などの外事担当者が何かの調査をするために外国に出張する時、偽名のパスポートを出してほしいと求めても外務省は絶対にそれを認めないというんです。

渡部 当然偽名でないと捜査なんかできっこありませんよ。

中西 公務員に偽名のパスポートを出せない国は日本だけです。表の政府しか考えていない。最初から調査能力を放棄していて、インテリジェンス自体の思想がないんです。

渡部 明治の元勲が生きていた頃は陸軍大将・明石元二郎のように、当時の金額で百万円という巨額のお金を持ってロシア革命の工作に行くという離れ業もできたわけですが、官僚制度が調うと、だんだんそれもできなくなってしまった。

いま中国が抗日のための国際的な動きをしているわけですが、これに対抗するには日本はODAを半分使うくらいの規模の情報戦略を構築しないといけません。

中西 インテリジェンスは当然必要としても、歴史問題に限って言えば、慰安婦問題も南京問題も真実は日本の側にありますから、何もブラックプロパガンダみたいなことをしなくても、真実を明らかにするだけでいいんです。

渡部 ええ。それが我々の強みなのですから。(終)


前回の拙ブログの記事で、平沼赳夫氏らが「中国の抗日記念館から不当な写真の撤去を求める国会議員の会」という議連を立ち上げたことに触れましたが、こうした活動にマスコミはあまり関心を示そうとはしません。
記事中で渡部氏が述べていますが、私たちは中国からの悪質な情報作戦に対して本格的な対応策をとるべき時期にきているのです。マスコミもこうした現実に関心をもって下さることを願います。そして、平沼氏らのように具体的に活動している方々のことを報道し、広く国民に知らせて関心を高めて欲しいものです。

憲法についても、最近は護憲派の動きが活発で、NHKまでもが護憲派の宣伝をするような番組を放送しているような状況ですから、世論調査で改憲派の方が多いといっても油断は出来ません。

中西氏の、日本国憲法は「マッカーサー・コミンテルン憲法」と呼ぶべきという意見には私も同意です。護憲派がいうような”平和憲法”などではないということです。
現憲法は日本に主権がなかった時代につくられたものですから、昭和二十七年四月二十八日にサンフランシスコ講和条約が発効し、主権を回復した直後に、これを破棄し、日本人自身の手で新たな憲法をつくるべきだったのです。それをせずに、マッカーサー・コミンテルン憲法を今日まで後生大事に持ってきたことが、今の日本を左へ歪ませてしまった大きな要因だと思います。
憲法を改正することは、この歪んだ日本を真っ当な姿に戻すことですから、是非ともこれを行うべく、政治家の皆様には尽力して頂きたいです。

※対談記事ははまだ続くのですが、長くなるので次回に続けます。


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コメント
この記事へのコメント
>諦観さん
本当に我国は自分の国を貶めるような輩が多いですよね。
私も早急にスパイ防止法を制定してしかるべき対応をとらないと駄目だと思います。
噂では、スパイ防止法が制定すると引っ掛かる国会議員がたくさんいるので、制定は難しいとの声もありますが、良識ある議員の方々に頑張って頂いて、是非とも制定して欲しいです。
2007/06/17(日) 23:05 | URL | spiral(管理人) #l7AT0Hcg[ 編集]
我国は、自分の国を貶めるような輩が何でこんなにいるんだろう。
無知か、或いは敵国の工作にまんまと嵌められて蜘蛛の巣に取り込まれた蛾のようにもがいているだけなのだろうか。
国がどこかの国の属国になったり、壊滅したりすれば、最早言論の自由も或いは生存の自由もなくなるかもしれないというのに、敵国に媚を売るのはどういうことなのだろうか。
考えられるのは、彼らは最早純粋な日本人ではなく、敵国の傀儡のような状態になっているということなのだろうか。
早急にスパイ防止法を制定してしかるべき対応をとらないと手遅れになるかもしれない。
2007/06/16(土) 20:14 | URL | 諦観 #IUoRvXOs[ 編集]
>さくらこさん
さくらこさんは中西氏の講演会に行かれたことがあるのですね。羨ましいです。

日本はものすごい謀略のまっただ中にいていいようにされている、というご指摘はその通りだと思います。政治家をみても、拙ブログで何度も取り上げた河野洋平や山崎拓、加藤紘一各氏などは、中共の謀略に引っ掛かっているとしか思えない行動をしてますし、マスコミも今回対談の中に出てきたNHKからしておかしな番組を放送してますものね。
いい加減目を覚まして欲しいですね。

中西氏は、以前も月刊誌『致知』で対談記事があり、大変興味深いお話をされていました。拙ブログでこれを取り上げてますので、もしお読みでなかったら是非読んでみて下さい。
※記事アドレス
http://hepoko.blog23.fc2.com/blog-entry-235.html

月刊誌『致知』ですが、私がこの本を知ったのは一年ほど前です。渡部先生が何かの本でこの『致知』を薦めていらしたので、定期購読してみることにしました。さすがに渡部先生が薦めるだけあって、素晴らしい内容です。

さくらこさんは渡部先生を私淑されているとのことですが、「昇一塾」なる渡部先生のファンクラブがあることをご存知でしょうか。もしご存知でなければ、是非ホームページをご覧になって下さい。(ちなみに私は入会してます)

※ホームページアドレス
http://www.shoichi-juku.com

追伸 ご指摘ありがとうございました。
2007/06/16(土) 01:17 | URL | spiral(管理人) #l7AT0Hcg[ 編集]
情報戦が仕掛けられている
中西先生の講演を3月に拝聴したとき謀略の話が出ていました。
日本はものすごい謀略のまっただ中にいていいようにされています。
マスコミ(新聞、テレビ、NHK)、政治家、役人のこのていたらくも、謀略を仕掛けられてもそれを阻止したり守ったりすることができないようになっているからなんですね。
ものすごく根が深いようです。中西先生の「謀略についての研究」に期待しています。
だからマスコミや政治家や役人が現状を大きく転換するような報道や行動をするはずがないのです。真実を知らせないように、嘘を広めるように・・・。何も知らんかったではすまないのです。勉強しなければ。
ここの記事などを読みしっかり目覚めてほしいです。!

講演会っていいですね。また機会があればぜひ参加してみたいです。
渡部先生は私の心の師です。直接お話を伺いたいなあと思いながら、今は「大道無門」でいろいろな方と対談されるのを楽しみにしているのみです。

ご紹介の月刊誌『致知』購読してみたいです。ご紹介ありがとうございました。
2007/06/15(金) 21:22 | URL | さくらこ #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/06/15(金) 20:54 | | #[ 編集]
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