『散る桜、残る桜も散る桜』 父祖の思いを受け継ぎ、次の世代へと伝えたい
■靖国参拝「公人は違憲」 
超党派議連提言案 新追悼施設建設を

新たな国立戦没者追悼施設の在り方を検討する超党派の議員連盟「国立追悼施設を考える会」(山崎拓会長)の提言案が13日、明らかになった。靖国神社とは別に、特定の宗教によらない国立の追悼・平和祈念施設を設置する必要性を指摘。靖国神社の問題点として、同神社への公人の公費による参拝に憲法違反の疑義があるとしたほか、A級戦犯の合祀(ごうし)に近隣諸国が反発していることも指摘した。15日の議連総会で正式決定する。
 
議連には山崎氏や福田康夫元官房長官ら小泉純一郎首相の靖国神社参拝に批判的な議員が参加しており、9月の自民党総裁選で、後継首相の参拝の是非を争点とする狙いもありそうだ。

提言案では国が戦没者を追悼する場合、近隣諸国にどう受け取られるか配慮する必要があると強調、首相の靖国参拝を間接的に批判した。その上で、日本として内外の人がわだかまりを持たず「不戦の誓いを新たに出来る施設」の設置が必要と明記した。新たな追悼施設建設を内外に宣言することが「二十一世紀の日本が平和を追求する国家であると誓うことになる」としている。

靖国神社の在り方については、「太平洋戦争以前の戦没者遺族にとってかけがえのない施設」と一定の配慮は示したものの、問題点が指摘されていると強調。A級戦犯の合祀に対する近隣諸国の反発に加え、空襲などの幅広い戦争被害者らが祭られていない点を挙げた。

引用元 山陽新聞(平成18年6月14日)


この「国立追悼施設を考える会」に対しては、拙ブログで何度も批判してきました。
※拙ブログ関連記事
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相変わらずの、中国外務省のラウドスピーカー(拡声器)役をしているかのような提言にはあきれるばかりです。
「国が戦没者を追悼する場合、近隣諸国にどう受け取られるか配慮する必要があると強調」しているそうですが、これまで日本がしてきたのは、まさにこのような外交ではなかったでしょうか。この上さらに配慮をしろというのは、中国の言うなりになれということでしょうか。
どうも最近の靖国問題に関する政治家の発言は、こうした媚中発言ばかりが聞こえてきます。前回の記事で引用した稲田朋美議員のような真っ当な発言をされる方は、情けないことに少数派です。

ということで、今回は、論壇誌「Voice」平成十七年九月号より、森岡正宏【もりおかまさひろ】氏(自民党衆議院議員※当時)、古川禎久【ふるかわよしひさ】氏(衆議院議員)、原口一博【はらぐちかずひろ】氏(民主党衆議院議員)の鼎談(ていだん)記事の一部を引用します。数少ない真っ当な認識を持たれている方々の記事です。
古川 いわゆる分祀論というのがありますね。私は大反対ですが、仮にそのような整理をしたとしても、次はB級、C級戦犯、と言い出すに決まっている。際限がないんですよ。ですから毅然とした態度を示すことが大切です。誤った主張は、結局は通用しないのだ、ということを知らしめることです。

森岡 そもそも中国が問題視しているから分祀せよ、といいますが、中国は唯物史観に基づく共産主義だから、宗教なんて認めないんじゃないか、と思っていたんです。そうしたら、憲法に信教の自由が書いてある、といわれました。実際に確認してみたら、「正常な宗教を保護する」となっている。正常であるかどうかを判断するのは誰かと聞いたら、それは中国共産党だと。(笑)

中国人には、分祀という概念自体が理解できないんだと思いますね。ご先祖さまを大事にして、死んだらみんな神様仏様、という生死観自体がまったくわからないのではないでしょうか。

そんな国が反対しているから、やれ分祀だ、誰もがわだかまりなく参拝できる新たな追悼施設をつくろう、という動きは本当に許すべからざることで、魂もご遺骨もないところに総理や外国の要人が参拝されても、何の意味もありません。

原口 A級戦犯を分祀すべきか、というのは、宗教の自由という前提のもとで、靖国神社やご遺族の方がどう判断されるか、という問題であって、じつはわれわれがとやかくいえる話ではないんです。一部に分祀論を働き掛けている人物もいるようですが、それこそ政教分離の原則に反します。

古川 ブッシュ大統領が来日されたとき、靖国神社に参拝したいという話がありました。かつてエリザベス女王も、靖国へ行きたいとおっしゃった。しかし、けしからぬことにその申し出を日本の外務省は謝絶したのです。先の大戦で日本はアメリカやイギリスと戦いましたが、彼らはきちんと英霊を理解しているのです。中韓は、意図的に靖国参拝を問題視し、ためにする議論としてA級だのB級だのといっていますえ。腹立たしいことですが、百歩譲ってそれも仕方なしとしましょうか。それぞれ国益の思惑あってのことでしょうから。

しかし、断じて許しがたいのは、いまの日本人自身です。先人が尊い犠牲を払って守ったこの日本で平和に豊かに暮らしてながら、よくも「戦犯」をムチ打つようなことがいえるものです。歴史認識や国際法以前の問題として、人として悲しいことではありませんか。

原口 けしからんのは日本の「親中派」ですね。三〇発の核弾頭はどこを向いているのか? 冷戦時代のソ連でもやらなかったような海洋測量をやっている。そんなことにいっさい触れず、おっしゃることはごもっとも、といいつづけるだけの政治家など必要ありません。

森岡 そもそもA級戦犯は戦争犯罪人なのでしょうか。私は五月二十六日の自民党代議士会で「一政治家」として次のように発言しました。

「小泉総理の靖国参拝をめぐって、中国がA級戦犯合祀を問題にしています。これに対する与党幹部の態度はいかがなものか。中国の気に障っているから、何とかして靖国神社とA級戦犯を切り離したい、という対応しかしていないように見えます。

そもそもA級戦犯といいますが、日本が占領下にあったとき、勝者である連合軍が国際法違反の軍事裁判で敗戦国日本を裁いたものです。戦争は、どうしても話し合いで決着しないとき、国際法で認められた一つの政治形態です。

日本は経済封鎖され、やむなく戦争せざるをえない状況に追い詰められ、国際法のルールに則って戦争をしました。勝ったほうが正義で負けたほうが悪、ということではありません。

独立回復後は、国会でも全会一致で名誉回復を図り、A級戦犯といわれた人たちの遺族にも恩給が支給されるようになりました。A級戦犯のなかには絞首刑になった人、禁固刑になった人もいましたが、皆罪を償いました。のちに大臣や総理大臣になった人もいます。A級戦犯はもはや在任ではありません。

日本は中国や韓国に何度も何度も謝ってきました。戦後六十年間、平和主義を貫き、一度も戦争をしないでやってきましたし、経済援助もしてきました。中国や韓国に媚びてA級戦犯の分祀や新たな追悼施設建設をめざすのではなく、『東京裁判は国際法上違法であった』と世界に向かって主張すべきです」

さまざまな波紋を呼び、厚労大臣政務官を務めていたので「閣内不一致だ」とも非難されましたが、ごく当たり前のことをいったまでです。 

・・・A級戦犯を裁いた東京裁判が、どうして開かれたのか、というところまで、この問題は遡って考える必要があります。大戦後、日本を再びアメリカの脅威となるような存在にしてはならないとして、精神的にも力のない国にしてよろう、という意図をもっていました。その意図の下に極東国際軍事裁判条例という、当時の国際法に存在しないチャーター(事後法)をつくり、「平和に対する罪」「人道に対する罪」などという名目で、A級戦犯といわれる人たちを、勝手に起訴して裁いたんです。

また、一九五一年のサンフランシスコ講和条約で、日本は東京裁判を受諾したのだから、A級戦犯は罪人だ、という意見もあるようです。しかし、この条約の第一一条にある「accepts the judgments」という言葉は、「the judgments」が複数形であることから、本来「裁判」ではなく「判決」と訳すべきもので、日本は裁判そのものを受諾したのではなく、その判決を受け入れたにすぎません。

・・・それにもかかわらず、日本は裁判を受け入れたのだから、いまでもあの条約に拘束されている、という解釈が、総理も含めて日本の国会で堂々と答弁されている。本当に残念なことです。

古川 東京裁判の不当性を、われわれはきちんと子孫に伝え、同時に世界へ発信すべきでしょうね。

講和条約締結後、改進党の山下春江議員が国会決議の趣旨説明のなかで、「戦犯裁判の従来の国際法の諸原則に反して、しかもフランス革命以来人権保障の根本的要件であり、現在文明諸国の基本的刑法原理である罪刑法定主義を無視いたしまして、犯罪を事後において規定し、その上、勝者が敗者に対して一方的にこれを裁判したということは、たといそれが公正なる裁判であつたといたしましても、それは文明の逆転であり、法律の権威を失墜せしめた、ぬぐうべからざる文明の汚辱であると申さなければならないのであります」(『官報号外』一九五二年十二月九日)と発言されています。

外国の非難から言い逃れるためにいうのではありません。世界文明をより成熟したものにするためにこそ、日本は東京裁判の非を世界に向けていわねばならないのです。

原口 五月二十六日に森岡先生は正確におっしゃった。国内法的にA級戦犯が罪人でないのは、一九五三年に衆参両院で「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が採択されたことからも、同年「戦傷病者戦没者遺族等援護法」が改正され、戦犯の遺族に遺族年金、弔慰金が支給されていることからも明らかです。

・・・国際法と正義の観点からも、東京裁判は軌道から外れていますね。まともな弁護人がどれだけ被告に付いていたかも検証されるべきでしょう。判決の効果が、その人が処刑されて以降も続く、という考え方もおかしい。死刑ですら、二回処刑に失敗すれば免罪になるんです。ましてや死をもって償った人の法的効果がいまも続いているかのようにいうのは、あの判決事態が非常にアンフェアだったことを示しています。

古川 最近は、国会議員や閣僚にも、間違った事実認識の方が多いように感じます。とくに、「いわゆる戦犯は犯罪者ではない」あるいは「日本はサンフランシスコ講和条約で東京裁判を受諾していない」といった基本的認識が誤解されていることが問題です。「罪を憎んで人を憎まず」と語った小泉首相など、国のトップにありながら不勉強極まりありません。

・・・そもそも不勉強だからこそ、近隣諸国から靖国を外交カードとして使われたとき、自信を持って反論できない。日本人は事なかれ主義で、物事を丸く収めたい、と考えがちな民族ですが、それが外交的な立場を悪化させ、ひいては対等な友好関係を阻害してしまう。このような悪循環に陥っているんだと思います。
(引用終わり)


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コメント
この記事へのコメント
あの古賀が山拓と組んでまたまた出来もしない分祀をやらかそうとしてます.
あいつ等,ホントにどうにかなりませんかね.
TB出来ないようなので,URLを貼り付けておきますね.

http://trekky.mania.cx/blog/archives/2006/06/post_52.html

2006/06/22(木) 19:16 | URL | kousotsudr #-[ 編集]
>まかさん
ほんとにそうですよね。
2006/06/20(火) 02:12 | URL | spiral(管理人) #-[ 編集]
原口氏、やっぱりいいなあ。民主党にはもったいないです。
2006/06/19(月) 16:23 | URL | まか #JfohMWJw[ 編集]
同感です。きつい表現ですが、彼のような『売国奴』は、政界からいなくなって欲しいです。
2006/06/17(土) 12:47 | URL | spiral(管理人) #-[ 編集]
中共の工作員に成り下がった
 山崎拓は、自民党から追い出すか、政治屋を引退させなければいけませんね。
2006/06/16(金) 07:10 | URL | 百式 #-[ 編集]
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