『散る桜、残る桜も散る桜』 父祖の思いを受け継ぎ、次の世代へと伝えたい
■拉致被害者家族・増元さんら訪米の途に

拉致被害者家族会の増元照明さんらがワシントンのホワイトハウス前で特定失踪者の救出集会などに参加するため、22日、ワシントンに向け出発しました。

「前回(03年訪米時)はアーミテージ国務副長官(当時)に会ったので、できればライス国務長官に面会がかなえばと思っております」(増元照明さん)

出発したのは家族会の増元照明さん・市川健一さんです。現地時間の22日にホワイトハウス前で拉致被害者で弟の市川修一さんあての手紙を読み上げるなど、特定失踪者の家族らとともに被害者の救出を訴えます。

24日にはアメリカ議会下院の公聴会で証言する横田早紀江さんらがワシントン入りし、増元さんらも合流することにしています。

(4月22日11:05)

■横田さん夫妻、訪米を前に心境語る

横田めぐみさんの夫は韓国人拉致被害者の可能性が高いと判明してから10日。来週の訪米を目前に、横田早紀江さんが重い胸の内を明かしました。

横田滋さん一家が待ち続けた、めぐみさんの夫についての情報。韓国人拉致被害者、キム・ヨンナムさんの可能性が高いとのDNA鑑定の結果が出た後も、次々とニュースが舞い込みました。

「(北朝鮮当局がキム・ヨンナムさんを)軟禁しているとすれば、情報漏れを防ぐためでは」(横田滋さん)

「めぐみがいなくなった後、1つ1つ全部が物語みたい。ドラマを見てるみたいなの。自分の生活なのに。今回『めぐみの夫』が現れ、DNA鑑定も『間違いない』と言われたでしょ。だから1つ1つが本当に不思議な人生だなと思うんですよ」(横田早紀江さん)

1月末に滋さんが退院して、再び、静岡、山梨、沖縄と講演で全国を駆け巡る生活。移動の車中で、ずっと腕をさすっていた早紀江さん。疲れが溜まり手が上がらなくなっていました。

キム・ヨンナムさんの母は「息子は死亡した」と考え、写真や服などを全て焼いていました。そのニュースに接した早紀江さんは、「母親にしか分からない悲しみがある」と訴えました。

「違った悲しみ方もあるんです。(当時のめぐみさんの物を)見たくもないんです。悲しいことには触れたくないんです。あの時を振り返りたくないんです。だからヨンナムさんのお母さんは、大切な息子さんが持っていた持ち物や写真や、様々な物を『もういないと思おう』、そして『あきらめて生きていこう』と思って、本当にどんな思いで焼却なさったのか。話を聞きながら本当に悲しい思いをしました」(横田早紀江さん)

早紀江さんは来週月曜、アメリカに旅立ちます。

「27日の米議会の公聴会で証言をする大きな役を頂いた」(横田早紀江さん)

「5月の連休明けぐらいには韓国に行けるようにして、日本に韓国側の家族を招いて・・・」(横田滋さん)

ワシントンで、そしてソウルで、横田さんら家族会は日韓の被害者家族と連携を訴える重要な局面を迎えます。

(4月21日16:21)

引用元 (TBS News i)


記事にあるように、拉致被害者家族会の増元照明氏一行が、ワシントンのホワイトハウス前で特定失踪者の救出集会などに参加するため、22日、ワシントンに向け出発。これを受けて24日にはアメリカ議会下院の公聴会で証言する横田早紀江さんらがワシントン入りし、増元さんらと合流します。

そこで今回は、平成18年4月16日に神奈川県で行われた、「北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」より、横田早紀江さんのスピーチの一部を紹介します。
めぐみが消えたあの昭和52年11月15日の夕方から今日まで、様々なショックを受けながら、いよいよ今度はめぐみの夫であったと言われる金英男(キム・ヨンナム)さんという方の血液を調べ、それがキム・ヘギョンちゃんのお父さんであろうという殆ど確実なまでの結果が出る。これもまた大きな喜びでありショックでもありますけれども、ヘギョンちゃんが現れたことや、めぐみが死亡とされたこと、白い骨壷が私たちの前に現れたこと、そして探し続けていためぐみの、あの13才の白いブラウスの写真が、どんなに探しても20年間見つからなかっためぐみの姿が、あの骨壷と同じ時に、悲しい眼のめぐみが、私たちの目の前に写真として現れました時、様々なショックがこれでもかこれでもかと、私たち家族を打ちのめしながら、この拉致問題が展開されてきました。
横田めぐみさん


9年前、私たちが立ち上がって家族会をつくって、そして有楽町や池袋・新宿と色々な所に、元気な若者たちやたくさんの方々が右往左往して歩いていらっしゃる中で、「助けて下さい、助けて下さい」と、署名をお願いしましたけれど、その頃の日本の皆様は、「こんなこと本当なんですか」と、片手を挙げて素通りなさったんです。雨が降っても合羽を着て、一生懸命に声を出して訴えましたけれも、こんなことをしていて何になるんだろうと思っておりました。

けれども、私たちはめぐみを始め、何の罪もないたくさんの方が、船底に閉じ込められ、あの海を渡って連れて行かれたまま、長い長い年月、親を思い、兄弟を思い、日本の国を恋しがって、「助けて、いつ助けてくれるの、明日ですか、明後日ですか」と、毎日毎日お月様を眺めながら助けを求めている。
またそれは日本の国だけではなく、先ほどお話になった崔祐英(チェ・ウヨン)さんのお父様他、たくさんの韓国の拉致被害者の方、またジェンキンスさんや色々な方々の証言がありまして、12カ国程の国々からも、何の罪もないたくさんの方が北朝鮮に連れ去られて、全く違った人と結婚させられて、私はこの人と結婚したくありませんと、日本の国のように一言でも言おうものなら、どんな所へ追いやられるのか分からない、本当に恐ろしい監視の中で、「ハイ」と言うしかないんです。
めぐみの写真の、あの悲しい眼は、そのことを物語っていました。私はあの写真を出された時、骨壷を出された時は、この骨は私のめぐみのものとは思っておりません、めぐみは生きていると思っています、お母さんそれを信じないで、私はここに居るのよ、助けて!、という声が聞こえてくるようでした。

あの写真は本当にむごいものでありました。あんなに明るかった、元気だった、大きな声で「今日はお母さんこんなことがあったのよ」と毎日玄関から学校での有様を明るい声で教えてくれたいた、また大きな声で歌を唄い続けていた、あの子が怯えた眼で、悲しい眼で、お母さん、私はどうしたらいいの、という眼で私たちを見つめていました。

「ああっ、めぐみちゃん、こんなところにいたのね」と、私は思わずあの写真をさすって涙が止まりませんでした。二人の弟たちも、声を出して泣きました。

このようなむごいことをしておいて、長い長い年月、拉致をしたことはない、そんな人は一人も入って来たことがない、見たこともないと言い続けてきた北朝鮮が拉致を認め、挙句の果てに、このような無残な姿、かわいそうな娘の姿を、平然と家族の前にだしてくるわけです。
そのようなものを持って帰るしかなかった政府の方々も、本当に大変だったと思います。

けれども、この拉致問題というのは、誰がこのようなめに遭っていたか分からないような大変な問題が、日本の中で、長い年月行われ続けていたということが、ようやく今分かってきました。
今、私たちの目の前にお座りになっている皆様が、私のようにここに立って、助けて下さい、皆様聞いて下さいと、おっしゃっていたかもしれません。私がその場に座って涙を流していたかもしれません。

めぐみの問題だけではないのです。増元るみ子さんだけの問題ではないのです。特定失踪者の名前も分からない方たちが、まだ北朝鮮の地で、私は探して貰っていないんだ、父も母も誰もここにいることを知らないんだろうかと、どうしたら日本に帰れるのだろうかと、嘆いている人がたくさんいらっしゃるんです。

この問題を解決するためには、人間全部の魂の強さが必要です。家族だけでありません。家族は我が子ですから、我が父ですから、我が母ですから、何とか助けてあげたいという思いが必然的にありますけれども、これは国民全部の大切な問題であります。
官邸も、外務省も、あらゆる日本中の人の心が、本気でこの人たちを助けるのが当たり前のことなんだという思いで、一つになって熱意を持って闘っていかなければ、このことは絶対に解決しないと思っております。(終)

※尚、こちらのブログにスピーチの全文が掲載されていましたので、ご覧下さい。
■Blue jewl


■関連リンク
救う会全国協議会
このHPには、署名のお願いや、カンパのお願い等もございますので、是非ご協力下さればと思います。
■署名用紙はこちらからダウンロードできます。
http://www.sukuukai.jp/img/shomei200407.pdf
■拙ブログ右サイドバーのリンク欄にもリンク先が掲載してありますのでご覧下さい。


※拙ブログの記事内容を支持して下さる方は
↓のリンクバナーをクリックして下さい。励みになります。

人気ブログランキング

関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
>金木犀@Blue jewelさん
こちらこそ、宜しくお願いします。
集会の案内をまとめてある「蒼き星々集会告知weblog」の方も、後でリンクリストに登録させて貰います。
2006/04/30(日) 10:59 | URL | spiral(管理人) #-[ 編集]
こんにちは
神奈川のテキストをご紹介いただきありがとうございました。
ご家族の声を、できるだけ多くの方に読んでいただきたいと思っています。

http://www.blue-stars.org/~rachi/index.htm
↑蒼き星々には、3年半前からの記録が残っていますので、参考になさってください。
尚、http://blue.ap.teacup.com/star717/には、集会の案内をまとめてあります。

今後とも宜しくお願いします。
2006/04/30(日) 00:53 | URL | 金木犀@Blue jewel #z8Ev11P6[ 編集]
札幌の丸井、根性無さ過ぎ!それに引き替え「かでる2・7」の決断力
は素晴らしい!かでるは大学時代にサークルで何度かお世話になった会場なので、とても懐かしく思いました。
私も新聞やテレビで横田さんの訪米の様子を拝見し、遠くからエールを送りました。誰もが拉致被害者、もしくはその家族になり得ること、もっと世界中で声高に取り上げてもらいたいです。

それから日本国内の反日分子だけでなく、拉致のことをあまり知らない若者がネットの掲示板で「拉致被害者は1つの問題が解決すると今度はこれ、今度はこれ、と次々要求している。いい加減にしたら?」という内容の書き込みをしていて大変ショックでした!こんな風に捉える日本人教育をしているのか!?と、学校でもっと拉致問題をきちんと教えてもらいたいものです!
2006/04/27(木) 18:40 | URL | ゆう #-[ 編集]
>milestaさん
西村幸祐さんの記事を読ませて貰いましたが、本当に酷い話ですよね。

署名フォームは、プリントアウトして書き込んだ後、郵送すれば良いので、海外からでも送れます。
一人でも多くの方が署名して下されば、それが解決への力になります。ご協力ありがとうございます。

西村さんといえば桜チャンネルのキャスターをされていたのですが、執筆活動の方が忙しくなったとのことで、今春でキャスターを降りることになり、残念です。
2006/04/23(日) 21:29 | URL | spiral(管理人) #-[ 編集]
怒っています。
先ほど西村幸祐さんの「拉致問題解決を妨害するもの」という記事
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/16875552.html
をみて日本の中にこんな人たちがいることを本当に許せないと思いました。
同じ日本人が足を引っ張るから、被害者家族の方々がこうしてアメリカを頼りにするしかなくなっているのですよね。
それに、どんなに足を引っ張る人がいたって、政府がやることをやっていれば、もっと早くに解決の道が開けていたかも知れないのに。

それから、署名フォームのご紹介ありがとうございます。集会や署名活動の現場には行けないので署名は無理だと思っていたのですが、郵送という手段もあるのですね。知りませんでした。
2006/04/22(土) 21:00 | URL | milesta #4On3Ze.o[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hepoko.blog23.fc2.com/tb.php/165-e98b8730
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
23日に投開票された衆院千葉7区補選、岩国市長選、沖縄市長選において、自民党は悉く敗北したのだが、この1日前の22日、竹島周辺海域での海洋調査を巡る日韓交渉が妥結した。
2006/04/24(月) 19:12:53 | 釣りキチおやじの言いたい放題
悲鳴とも、絶叫とも聞こえる、この声を、皆さんにも聞いていただきたいと思います。2
2006/04/23(日) 00:45:42 | Blue jewel